2008年12月25日

142 第21週 月曜日 ヨハネによる福音書 18:28-19:22

18:28 人々はイエスを、カヤパの所から総督官邸へ引いて行った.時は早朝であった。彼ら自身は、総督官邸に入らなかった.それは、彼らが汚れないで、過越を食べるためであった。
18:29 そこで、ピラトは彼らの所に出て来て言った、「あなたがたはこの人に対して、どんな訴えをするのか?」
18:30 彼らはピラトに答えて言った、「もし、この人が悪を行なっていなかったなら、わたしたちは彼をあなたに引き渡しはしなかったでしょう」。
18:31 ピラトは彼らに言った、「あなたがたが彼を引き取り、あなたがたの律法にしたがって彼を裁くがよい」。ユダヤ人は彼に言った、「わたしたちが人を殺すのは、許されていません」.
18:32 これは、イエスがどんな死に方で死のうとしているかを示して語られた彼の言が、成就するためであった。
18:33 ピラトは再び総督官邸に入り、イエスを呼び出した。彼は言った、「あなたはユダヤ人の王であるのか?」
18:34 イエスは答えられた、「あなたはこれを自分から言っているのか、それとも他の人が、わたしについてあなたに告げたのか?」
18:35 ピラトは答えた、「わたしはユダヤ人なのか? あなたの国民と祭司長たちが、あなたをわたしに引き渡したのだ。あなたはいったい何をしたのか
?」
18:36 イエスは答えられた、「わたしの王国はこの世のものではない。もしわたしの王国がこの世のものであったなら、わたしのしもべたちは、わたしがユダヤ人に引き渡されないように戦ったであろう.しかし事実、わたしの王国はここからのものではない」。
18:37 ピラトは彼に言った、「それでは、あなたは王なのか?」。イエスは答えられた、「わたしが王であると、あなたは言っている。わたしはこのために生まれ、このために世に来たのである.それは、真理を証しするためである。すべて真理に属する者は、わたしの声を聞く」。
18:38 ピラトは彼に言った、「真理とは何か?」。こう言って、彼は再びユダヤ人の所に出て行き、彼らに言った、「わたしは彼に何のとがも見いだせない。
18:39 ところで、過越の時、わたしがあなたがたに一人を釈放する慣わしが、あなたがたにはある。だからあなたがたは、ユダヤ人の王を釈放することを願うか?」
18:40 彼らは再び叫んで、「この人ではない.バラバを」と言った。バラバは強盗であった。

19:01 そこでピラトはイエスを捕らえて、むち打った。
19:02 兵卒たちはいばらで冠を編んで、彼の頭にかぶらせ、紫の衣を彼にまとわせた。
19:03 そしてイエスの前に進み出て、「ユダヤ人の王、おめでとう!」と言い、彼を平手で打った。
19:04 ピラトは再び外に出て、彼らに言った、「見よ、わたしは彼をあなたがたの所に連れ出す.わたしが彼に何のとがも見いだせないことを、あなたがたが知るためである」。
19:05 イエスはいばらの冠と紫の衣を着けて、出て来られた。ピラトは彼らに、「見よ、この人だ!」と言った。
19:06 祭司長たちや下役たちは彼を見ると、叫んで、「十字架につけよ! 十字架につけよ!」と言った。ピラトは彼らに言った、「あなたがたが彼を引き取って、十字架につけるがよい.わたしは彼に何のとがも見いだせないからだ」。
19:07 ユダヤ人はピラトに答えた、「わたしたちには律法があります.その律法によれば、彼は自分を神の子としたのだから死ぬべきです」。
19:08 ピラトはこの言を聞くと、ますます恐れた.
19:09 そして再び総督官邸に入って、「あなたはどこから来たのか?」とイエスに言った。しかし、イエスは何の答えもされなかった。
19:10 そこでピラトは彼に言った、「あなたはわたしに口を利かないのか? わたしがあなたを釈放する権威を持っており、またあなたを十字架につける権威を持っていることを、あなたは知らないのか?」
19:11 イエスは彼に答えられた、「あなたは上から与えられるのでなければ、わたしに対して何の権威もない.だから、わたしをあなたに引き渡した者の罪は、もっと大きい」。
19:12 そこで、ピラトはイエスを釈放しようとした.しかし、ユダヤ人は叫んで言った、「もしこの人を釈放するなら、あなたはカイザルの友ではありません.自分を王とする者はすべて、カイザルに逆らうのです」。
19:13 ピラトはこれらの言を聞くと、イエスを外に連れ出し、「敷石」、ヘブル語でガバタと呼ばれる場所で、裁判の座に着いた。
19:14 それは過越の準備の日であって、午前六時ごろであった。ピラトはユダヤ人に言った、「見よ、あなたがたの王だ!」
19:15 彼らは叫んだ、「除け! 除け! 彼を十字架につけよ!」。ピラトは彼らに、「わたしがあなたがたの王を十字架につけるのか?」と言った。祭司長たちは、「わたしたちには、カイザルのほかに王はありません」と答えた。
19:16 その時ピラトは、イエスを十字架につけるために、彼らに引き渡した。彼らはイエスを引き取った。
19:17 イエスは自ら十字架を背負って、「どくろの場所」、ヘブル語でゴルゴタと呼ばれる場所へ出て行かれた.
19:18 彼らはその所で、イエスを十字架につけた.彼と共にもう二人を、こちら側とあちら側に、イエスを真ん中にして十字架につけた。
19:19 ピラトはまた罪状書きを書いて、それを十字架に掲げた.それには、「ナザレ人イエス、ユダヤ人の王」と書かれていた。
19:20 多くのユダヤ人がこの罪状書きを読んだ.それは、イエスが十字架につけられた場所は都の近くであったし、それはヘブル語、ラテン語、ギリシャ語で書かれていたからである。
19:21 ユダヤ人の祭司長たちはピラトに言った、「『ユダヤ人の王』と書かないで、『わたしはユダヤ人の王であると、彼は言った』と書いてください」。
19:22 ピラトは答えた、「わたしが書いたことは、わたしが書いたのだ」。



ピラトはイエスと接してその人性に触れ、なんとか釈放したいと願いました。

しかし、ユダヤ人の陰謀と、ローマの政治の中に巻き込まれていたピラトはそれができませんでした。

彼は正しい人と知っていながらイエスを十字架に引き渡しました。

これはローマ政治の暗黒です。

主はユダヤの宗教から、ローマの政治から、弟子たちの見捨てることから、困難の中にありました。

主は人類の罪をただ一人だけですべて負われました。

彼の苦しみを共に負った者は一人もいませんでした。



posted by jasper at 09:09| Comment(0) | TrackBack(0) | 聖書の言葉 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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